勿論某アイドルグループの事も! 海外ドラマは斜め思考の邪妄想で見ています。 そんな管理人の病的ともいえる妄想吐き出し場です 免疫のある方のみ遊んでやってください。
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今秋WOWOWでの放送が決定した
マークスの山
高村薫/著 1993年 早川書房
書籍紹介
南アルプスで播かれた犯罪の種は、16年後に東京で連続殺人として開花した--。精神に<暗い山>を抱える殺人者マークスが跳ぶ。元組員、高級官僚、そしてまた・・・謎の凶器で惨殺される被害者。バラバラの被害者を結ぶ糸は?
マークスが握る秘密とは?
捜査妨害の圧力に抗しながら、冷血の殺人者を追いつめる警視庁捜査第一課七係合田刑事らの活躍を圧倒的にリアルに描き切る本格的警察小説!(本裏面より)
とちょこっとあらすじのみご紹介。
以前映画化され散々だったマークスの山が
WOWOWのドラマWで放送されるそうで・・・
さて私
高村薫先生の作品めちゃくちゃ大好きで
「リヴィエラを撃て」や「李欧」なんかも持ってるんですが
特には、合田シリーズが大好きでして
「マークスの山」は勿論、「照柿」「レディ・ジョーカー」は制覇するほど・・・
ただ・・・最新作の「太陽を曳く馬」ままだ未読なんですが・・・汗
しかし今まで映画化された高村薫作品は散々でして
マークスにしてもレディ・ジョーカーにしても映画は私の想像とかけ離れていたし
また内容が微妙に違ってたつうのもあって
ほぼ見ておりません。
そんな「マークスの山」がWOWOWでドラマ化なんて
どうなるんでしょうね
公式サイトにはまだ配役も全然分らない状態なんですけど
予告っぽい告知映像はUPされてるってことは
もう配役も決まってるって事ですよね。
だれがあのカリスマ的刑事合田雄一郎を演じるんでしょうか・・・
私の中には合田に合う俳優さんが思いつかないんですよね・・・
皆さんはどう思います??
マークスと言えば、合田の原点となる小説でもあるんですよね・・・
あの頃の合田は30代半ば位だと思うんですが・・・
合田も気になる所ですが
親友で、義兄に当たる加納祐介(これまた警察圏内の検事さん)も気になる所です。
そこはかとなく色気がありまして、で、彼一度結婚してるんですが
なんと相手が
親友である加納の双子の妹というのが萌えですよね~
で、結局離婚しちゃうんですが、
それでも加納と合田の関係は続いてて
合鍵使ってご飯用意してる加納だったり
合田のためにアイロン掛けてあげる加納だったり
独身やもめ暮らしの男の官舎に
足繁く通う義兄・・・
って・・・
ただの腐女子が描くやおいドラマをみてるようです(笑)
そんな二人の進展が
レディ・ジョーカーなんですよね。
自暴自棄になった合田は
死を選ぼうとするんですが
一命をとりとめ意識が朦朧としている彼の枕元で
義兄加納は泣きはらした顔と怒りを露にし
「君は俺をなんだと思っていたのだ。俺をおいて死ぬ気だったのか」
と。
モロ愛の告白にしか聞こえないんですが・・・
そんな台詞を吐いて去っていくんですね。
その後、入院中の合田はずっと彼のことを考えている訳です。
そんな彼の元に司祭が現れ告解を促すんですが
合田が司祭に告解しているシーンで
「何ヶ月か前、彼は突然私に、君は俺を聖人だと思っていたのかと言いました。その意味をずっと考え続けていたのですが、そのとき、もろに分ったと思いました。・・・・うまく言えないのですが、彼は十八年間、私を友人以上の感情で見てきたのかもしれません」
どゆこと・・・・
友人以上って・・・
義兄だから義弟の事を家族同然と見ていたと言いたいのか??
いや違うだろう、愛しちゃったんだろう加納は合田を!!!
で、わかっちゃったんだろう、合田が加納の気持を・・・
と思ったのは私一人ではないはずです。
そして、入院してる間中合田の頭の中を支配していたのは義兄の加納であり
自分が離婚した理由や妻を愛していなかった理由も
考えれば答えは出るはずなのにそこに行き着けない合田も萌えわけで・・・
で、最後のトドメは
加納に宛てた合田の手紙
『前略、新聞の報道から、さぞ多忙の事と拝察している。小生の方は思うこと多々あり、眠れない日が多い。会いたい。兄貴の声が聞きたい。クリスマスイブはあいているか』
どうです、この文章!!!
野郎が野郎に宛てる内容でしょうか!!!
しかもクリスマスイブって恋人が集うイベントですぜ、兄さん!!!
わざわざクリスマスイブに会いたいってあなた!
それはもうそういう関係になってもOKよ!と思ってるってことですか??
この部分だけほくそ笑みながら何度も読んだ記憶があります(腐)
そんな合田さん>どんなよ・・・
マークスの山で誰が演じるのか楽しみでもあり不安でもあるんですが
100歩譲って誰がなってもいいから原作に忠実に作ってほしいものです。
一つ終わればまた一つ、、
人間はそうやって生きていかなきゃいけないんだよ・・
とついこないだ叔母に言われたことを思い出しました。
おじい様のこと、口蹄疫にまつわる色々なこと、妹さんのご出産などなど、悲しいことも苦しいことも嬉しいこともおありになる中、marsaさんがお元気でいらっしゃって、とても嬉しいです。
ジメジメ湿気で、しかも九州は大雨が続いてるということで、体調を崩されないようご自愛くださいね
高村薫さんの本、、
だいぶ前に『李欧』を読んだ記憶があるんですが、まだ私が活字にハマり出す前のことだったので、内容をすっかり忘れてしまっています。。。
なんてもったいないことを…
たぶん家の中のどこかにあるはずなので、今度掘り出して読みなおしてみようと思います。
そしてそして『マークスの山』『レディ・ジョーカー』は是非ともこれから読もうと思います…!!(笑)
平積みされてたときから気になってはいたんですが、手に取ってみるまでには至らず。
少し活字慣れした今なら、楽しみながら読むことができそうです。
marsaさんがあらすじを紹介してくださらなかったら、きっと高村薫作品には手を出さずじまいだったと思います。。。
ありがとうございます☆
ムリなさらず、ぼちぼちやってくださいね!
私もサボりつつやってます~
帰ってきた割には一月更新滞りの上、お返事遅くなりました。
すいませんです~
確かに、人間消える命もあれば生まれる命もあるんですよね
今年は、生と死を両方経験しました。
口蹄疫はどうにか無事解除され、復興祭なども執り行われ、徐々に活気が戻ってきています。
人間って本当に強いんだと感じました。
高村薫さんの本って基本的難しいんですよね。
行間に何を訴えてるのか時々分らなくなるんですが、でもなんか好きです。
たまに眠くなったりもするんですけど(笑)
『マークスの山』『レディ・ジョーカー』は代表作ともいえる作品です。
合田と加納に注目してみるのも良いですが、内容がとても面白いんで是非、読んでみて下さい!
sauさんも身体に気をつけてブログ更新楽しんでやってくださいねvv