盛夏光年 Eternal Summer

■盛夏光年　Eternal Summer　/　花蓮の夏　2006年　台湾　R-15指定
評価：★★★☆☆
ネタバレ感想あり　＞＞
この映画日本でDVD化されてたんですね・・・。しかも上映もされてたんだ・・・と今頃知った私です(苦笑)
私、邦画系のゲイものって苦手なんですよね・・・。何故か・・・裸体が貧弱なんですわ(爆)。
でも、台湾･香港系のゲイものは身体が作られてて変じゃないんですよね・・・。しかもキスシーンとかもイヤらしくなくんですねぇ～
この映画はずーっと前、2006年台湾で上映された頃にずっと観たかった作品で、某動画サイトにもUPされてたんですが、なんせ北京語が分らんので見ていてもニュアンスでしか掴めなかったんで本当に日本版が発売レンタルされてて嬉しかったですvv

なんでしょうね・・・切ないです。
秘めた想いがとても出ていて、主人公のジェンシンが可愛そうで不憫でしかたなかったです。

小学生の頃、多動性の兆候のあるジョウヘンの面倒を先生から見て欲しいと頼まれた学級委員長のジェンシン。
それから、二人は親友として過ごしていた。しかしジェンシンはショウヘンへ秘めた想いを持っていた。一方、高校の頃に転校してきたホイジャはジェンシンへ好意を持っていた。しかし、ジェンシンの想いを知ったホイジャは失恋する。その時ジョウヘンと出合ったホイジャは大学合格を条件に彼と付き合うことに・・・。
この見事な三角関係。
結局はジョウヘンとホイジャは付き合うことになって、その事をずっとジェンシンに隠すんですが、ある時付き合っていることがバレでしまいます。そこで今までの自分の気持ちがコントロール出来なくなったジェンシンはあるパーティでジョウヘンに実は最初からお前と友達になったのは先生に言われたからだと言ってしまうですね。本当は嫌いだったって・・・それをショックを受けるジョウヘン。
でバイクで事故って結局ジェンシンが迎えに来て・・・で、何故かショックから??なのかジェンシンを襲ってしまうジョウヘンなんですけど、どういうこと??と。
エ?だって、え??そこでそう言う展開になるの??って。でもって何故すんなり男を抱く事ができるジョウヘン!!!みたいな(笑)。彼としてはホイジャとジェンシン二人とも失いたくない存在らしく・・・・。
で結局はジェンシンも好きだと告白して・・・だからどうなの??
あの最後はどうなってしまったのでしょう??難しくて全然分らんかった・・・。
三角関係のままハッピーエンドなのだろうか??
とにかくラブシーンがステキだったのでいいかなと。
主人公二人とも別にいい男ではなかったんですが、色気がありました。特に秘めた思いを抱いていたジェンシンは色っぽかったです。だから襲ったのかジョウヘン??(笑)

おまけ情報。この映画のタイトル「盛夏光年　Eternal Summer」は名の通り、永遠の夏、真夏の光年となるんですが、邦題は「花蓮の夏」になってますよね。この花蓮というのは実は主人公二人が育った町の名前らしく、このタイトルになったみたいです。永遠の夏でも良かったと思いますが、花蓮の夏でより深みのある題名になってる気がしました。

監督：レスト・チェン Leste CHEN 陳正道 　　
製作：Leste CHEN 陳正道、Patrick Mao Huang 黄茂昌
脚本：Cheng Ping Hsu 許正平
撮影監督：Charlie LAM 林志堅
出演者：ブライアン・チャン、ジョセフ・チャン、ケイト・ヤン

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